整形外科の疾患の特徴

1、たちまち重篤になることは少ないが、痛みが長引くことも多い。
2、しびれや痛みの箇所が必ずしも原因箇所ではないことがある。
3、日頃から適度に身体を動かしている事が一番の予防、ただし急にジムなどで筋トレを始める時は要注意(特に高齢の方は)
4、整形外科は骨、関節をはじめ身体活動に関わる組織や器官の疾患を主に治療します。痛みやしびれが長く続く前に受診しましょう。

上肢

上肢のしびれ
原因と症状:朝起きた時に手がしびれていることがありますが、すぐ治ってしまう場合は心配ありませんが、継続したり、手首や指が動かしにくくなったりした場合は上肢の神経に障害が生じている場合がありますので整形外科での診察が必要です。(橈骨神経麻痺、尺骨神経麻痺、正中神経麻痺)
肘内障
原因と症状:子供(多くは5歳以下)が手を引っ張られた時に、急に泣き出し腕を下げたまま動かさなくなります。徒手整復行った後はふつうに腕を使って構いませんが、一度おこすと繰り返すこともあるため母親は注意が必要です。
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
原因と症状:指や手の関節を曲げたりのばしたりするを繰り返すことによって肘近い部分の外側に炎症が生じる状態の事ですが、特に物をつかんだりタオルを絞るなどの動作時に肘の外側から前腕にかけて痛みが出ます。
治療:安静時には痛みはないので、スポーツや手を使う作業を控えて湿布などを用います。また手首、指のストレッチを十分行います。専用のバンドを装着して痛みを軽減させるのも有効です。テニス愛好家に多いのが知られています。
野球肘
原因と症状:野球でボールを繰り返し投げることによって肘への負担が過剰になり肘の内外で骨や軟骨が痛んだ状態の事です.投球時に肘が痛くなり、曲げ伸ばしが悪くなります。痛みを我慢して続けることなく、投球は中止し肘を安静にすることが大切です。悪化すると手術が必要になることがあります。
橈骨遠位端骨折
原因と症状:手のひらをついて転んだりしたとき、高齢者の場合簡単に折れます。また高いところから転落して手をついたときや、自転車で転んで手をついたりしたときに起こります。強い痛みと腫れが生じてきます。
治療:直後であれば、すぐ受診し整復しギプスなどで固定します。 
上腕骨顆上骨折
原因と症状:子供によくみられる骨折で、鉄棒などから落ちて肘をついたときに肘が反り返って骨折します。軽傷の場合はギプスなどで固定します。